一度は諦めた夢を、もう一度。子供たちに、諦めない大人の背中を見せるための「次世代への扉」。
「母親であっても、自分の夢を追いかけることを諦めたくない。」

名古屋中心から少し離れた田んぼが穏やかなこの場所で子育てをしながら7年…
個人作家として活動を続けてきました。

https://lit.link/AtelierApronneNagoya
でも、その選択をしている自分を責めたことは何度もありました。
事業を軌道に乗せようと思えば思うほど、ままならなくなる子育て。
時間や場所に制限がある中で、
「子供たちに負担をかけたくない、
でも、子供たちに諦めない大人の背中を見せたい」と、
葛藤しながら走り続けてきました。
そんな中、皆さんの応援のおかげで、去年は海外展示会のチャンスを掴みかけました。
事業計画を書き上げ、補助金の採択までこぎつけたのです。
けれど、最後に突きつけられたのは
「何日も海外へ単身で行き、子供たちを置いていくことはできない」という母親としての現実でした。
様々な理由が重なってしまったけど、
潜在意識の現れの結末だったのでしょう。
その時は、本当に悔しかったです。
だけど、それで良い。そうでなくちゃ。とも思いました。
しかし、事業計画書に描いたビジョンを
絵に描いた餅では終わらせられない。
ただただ、憧れを追うのではなく
この事業が趣味で終わらない
社会的な意義を持った活動であり
ブランドとして拡がっていくために
個人としての作家から経営者としての視座を上げなくてはいけない。
同じ志をもつ、私と同じように手仕事で救われてきた人と共鳴し
日本文化の継承と次世代への礎を固めるために相応しくなるために。

この難題を飛躍のチャンスに変えようと思いました。
家族と話し合い、「国内の展示会なら応援する」と言ってもらえたことで、
今年の6月、東京で開催される大きな国際展示会への出展に、私のすべての希望を託すことに決めました。
https://interiorlifestyle-tokyo.jp.messefrankfurt.com/tokyo/ja/planning-preparation/exhibitors.html
私がこの仕事を通して実現したいのは、単にモノを売ることではありません。
衰退しつつある日本のアパレル・縫製業界をもう一度元気にしたい。
腕のある職人さんたちに、見合う対価をしっかりお支払いできる仕組みを作りたい。
そして、日本のおもてなしの精神が詰まった
「Made in Japan」のエプロンを世界へ届け、
文化をつなぐ架け橋になりたいと思っています。

そしてその先には、もうひとつの夢があります。
地域の空き家をリノベーションして、誰もが集まれる「ものづくりの拠点」を作ることです。
私は子供の頃から自営業で働く祖父母、両親の背中をみて育ちました。
一人の時間も長かった。きっと寂しいと言いたくなかった。
何かを作ること、描くこと、それを見てもらう時間に救われてきたのかもしれません。

その根本は、起業した当時から
どれだけ母親として前を向こうとも、
自分の中の空虚感と、作り続ける理由と直結していて
「結果を出すまでは、解放されてはいけない」
「独立に執着し失ったものの代償を、確かな幸せに変えなければ」
自分への強迫観念として時折顔を覗かせました。
お金を稼ぎ受け取る無意識な否定
経営者になるために変わる怖さ、申し訳なさ。
売れる事より、いい人でありたい言い訳が
経営者としてすべき事、厳しさ、嫌われる事、疎まれる事と距離を置かせて来ました。
この弱さも、裏を返せば母親の顔があることで守られてきました。
この7年間は、皆さまからのお喜びの声と
様々な仲間に助けられながら
たくさんの足りないものを
埋めようと、自分なりに一生懸命でした。
今も足りないところはたくさんあるには変わりない。
だけど、ある時
もう、作るのをやめたら私でなくなる怖さがなくなりました。
もう、あれほど否定してきた専業主婦の道も
家族が望むらなら良いのかも。って
満たされていると気づき、新しい幸せの形も浮かんだり。

でも、ただ手放すのは違うと思いました。
やはり、ひとりでに満たされていったのでは無いこと。
この道を歩み始めた7年前から、今日まで。
たくさんの出会いに支えられ、私自身の心の在り方も少しずつ変化してきました。
その積み重ねが今、ようやく『次の道しるべ』となって私を導いてくれています。
地域に創りたい「ものづくりの拠点」では、
私がこれまで国内外で出会ってきた、多様な背景を持つ人たちが自然に混ざり合い、
子供たちが自分の手で何かを生み出す「喜び」を、肌で感じられる場所にしたいと思っています。

「違うこと」を認め合い、共に育んでいく。
それは、私たち人間がずっと昔から、心の奥底で願ってきたことではないでしょうか。
これからのAI時代。
便利なバーチャルと共存しながらも、先人たちが大切にしてきた「知恵」を学び、
自分の手を動かして、体温のある温もりを守り続けること。
その尊さは、これからもっと、深みを増していくと信じています。
昨年、名古屋の高校でデザインを志す学生さんたちに向けて、初めての職業幸話でお話ししたこと。
そして、いつか「子供たちの、子供たちによるファッションショー」を開きたいと夢を語らせてもらったこと。

そのすべてを、ただの夢で終わらせず、
有言実行していきたいと思っています。
人として生まれた震えるような情動が、外に向かって大きく飛び出していく。
それこそが、情熱の年と言われる「丙午(ひのえうま)」らしい、私の決意です。
私が中学生の頃から憧れ、育ててもらったアパレル業界。
親には反対されたこともあるけれども、結局応援してもらった事や、
今ではもう会わない当時の諸先輩方への感謝など
直接的ではないけれど
20歳の頃からずっと思っていた「いつか恩返しがしたい」気持ち。
母となった今、その想いは、
次の世代へ、ものづくりの喜びを伝えていくという「使命感」に変わりました。
その「使命」を果たすための大きな一歩が、今回の東京での国際展示会です。
この場所から、新しい「次世代への扉」を拓いていこうと決めています。

地方から新しいステージへ
進むためには、出展料として合計30万円という、今の私にとって決して小さくない資金が必要です。
私は、この30万円を単なる「出費」で終わらせたくありません。
皆さんと一緒に未来を作る「投資」にしたい。
だからこそ、新年に予定していた予定を変更し、今、特別な企画を立ち上げました。
誰かに頼るのではなく、自らの「手立てを尽くし」、お届けするエプロンを通じて皆様からいただく「糧(かて)」を、未来への種火に変えていくこと。
それが、私がいち作家から経営者として一皮むけるための、次なる試練だと思っています。
今回の挑戦は、私の人生が、国境を超え
未来へつなぐ「次世代への扉」です。
私のすべての想いを込めた「丙午の年」から走り出す特別なエプロン。
今年の飛躍を皆さまと共に!
あなたの『ハレの日も、ケの日もいつも寄り添うパートナー』としてのエプロン
未来を拓く一枚となりますように、願いを込めて✳︎

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。私の挑戦の第一歩となる『2月2日』獅子座の満月を皆様と共に

